スクリプト変数

名前の通り、寿命がスクリプトに拘束される変数で、トランザクションには無関係です。
正しくはopenSIPSのプロセスに関係し、プロセス間では値の共有ができません。
後述のAVPトランザクションの中で値を持ち回れるのに対し、スクリプト変数はルーティングスクリプトが動作するプロセスの中でのみ有効ですが、AVPより動作は高速です。

読み書きが可能で、整数と文字列のみ格納できます。
複数の値を持つことができず、変数に書き込みを行うと古い値は新しい値で上書きされます。

構文

$var(name)

注意

同一プロセスで値が保持されるため、使用前には必ず初期化を行わなければなりません。
初期化しないと古い値を参照してしまいます。
また、NULLは整数の0とみなされます。NULLを格納することはできません。